2022/12/12
孫の成長に合わせて、玩具を選ぶ楽しみが増えた。
娘の時とはまた時代も変わっているので、孫にはどんな玩具が良いのか、子育て広場でお会いするママ達に何気にリサーチしてみる。皆さん、いろんな意見をくれる。
そんな中、勤めている保育園の何人かの子供の顔が浮かぶ。
手先が不器用で、すぐに癇癪を起してしまう子たちだ。
思いはあるけど、それをうまく形にできない。
食事の時も、上手に箸やホークが扱えず、机の下はこぼれたおかずにご飯、お汁など、惨憺たる様子…。
何で? 月齢年齢関係なく上手な子と下手な子、なぜこんなに差が出る?
FTPの講義の中で、乳児の感覚が敏感な体の部位は、掌、足裏、 唇。そこに刺激を送ると感覚に入りやすいとか。
学術的に言えばもっと細かい部位なんだろうが、孫のそのあたりに刺激をおくってみる。
確かに反応がある!
確かに反応がある!
孫に指先を使う玩具を与えてみた。
成長の時期に上手くはまったらしく、孫は、噛んだり掴んだりして長い時間その玩具で遊んでいる。
将来、自分の思いにかなった手作業がスムーズにできますようにと願いつつ・・・。
出来なくて癇癪を起こして、悲しい思いをしている子を見るにつけ、もどかしい気持ちになる。
環境が許せば、もしくは家族の中で少しでも知識があれば、悔しい思いや悲しい思いをさせずに済むかもしれないのに…。
環境が許せば、もしくは家族の中で少しでも知識があれば、悔しい思いや悲しい思いをさせずに済むかもしれないのに…。
お母さん、お父さんは、忙しい。日々に追われ子供の些細な成長に気づく人は、一握りなのかもしれない…。
たかが玩具ではなく、大事なことは、その子の成長に気づくこと。
その子が、楽しめるものは何かを?を考える思いが、玩具という形に繫がるのではないか?
我が子が、我が孫が、困らないよう、押し付けでないサポートをしていたい。
時に、玩具にしても、本にしても洋服にしても大外れのこともあり。
それを話のネタにして、家族の笑いにすり替え、見ていないふりをしつつ、孫の成長を横目でチェックしているおばあちゃんである。
次回こそバッチリはまる玩具や絵本をセレクトするぞ!、と。